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みなさんからの感想

FAQs も兼ねて

Update! - 12 October, 2002 00:02:24

Date: Wed, 29 May 2002 14:33:54 +0900
mochi
 先日、西川様著『設計のススメ』購入させて頂きました。
なるほどっ!!と思い、読んでいます。特に設計のワンポイントは,良いです。
こういったアドバイスは、○×△のコンサルからは提案されません。
コンサルを続けるかどうか悩んでしまいます。
やはり、実際に設計している方からのアドバイスは非常に身になります。
他のユーザにも勧めてみようと思います。

 さて、本の内容について一つ質問させて下さい。1フィーチャで部品の形状を表した後、動きを表現したアセンブリ上のカーブに部品を組付ける際、具体的にはどのように組付けるのでしょうか?(例えばマジックハンドの例では)カーブにデータム平面は拘束できないのですが・・・。
龍菜
 ありがとうございます。
私がコンサルした企業ではCAD販売会社の教育やコンサルを受けた方から、「何でCAD販売会社と反対のことばかり言うのか?」といつも詰め寄られてしまいます。(笑)
でも、うまく行くコツは「CAD販売会社の言うことと反対のことをすることです」なんていう禅問答で煙に巻いてしまうのですが。

 さて、本題。カーブにデータム平面は拘束できないので、アセンブリフィーチャとして描いたデータム平面を貫通する内部データム平面を作成します。
 アセンブリ側の拘束を追加するところで、データム平面を選択するのではなく、その場で作成してしまうのです。データム平面選択の下にデータム作成ってメニューがあるでしょう?

Date: Thu, 23 May 2002 03:18:52 +0900 (JST)
smo...
 はじめまして。

 私はPro/Eユーザーではないのですが、サーフェイスモデリングにRhinoceros、ソリッドモデリング用にSolidEdgeを使用して、主に自動車用のプラ金型の製造に携わっている者です。
最近になってこちらのHPを知り、記事を読ませていただきましたが、まさしく目からウロコが落ちるような思いでした。
これまで、あくまで2次元図面をベースにしてしか3次元での設計を捉えることができませんでしたが、3D-CADを利用して製品を設計するということがどういうことなのか、自分の中で確かなヒントが掴めたように思います。

 ことにSolidEdgeでのモデリングに関して、いままでの私のモデリングの仕方では、6〜7分通り完成したあたりで必ずモデリングに行き詰まり、後戻りしなければならなかったのですが、こちらの情報を参考に、まず図面から設計意図を把握することからはじめて、モデル各部の機能ごとにフューチャを分け、シンプルなスケッチのみで作成して行く事を心がけたところ、まったく行き詰まりを感じることなく、完成までこぎつけることができました。また、形状の作成操作が失敗すること自体、かなり回数が減ったように思います。

 実は、私の仕事の内容は製品の企画や機構部分の設計は完全に得意先まかせでして、来た図面を元に、必要なら3Dモデルを作って、金型として形状加工するだけです。
ですから、龍菜さんがおっしゃるような意味での「設計」には、ほとんど関わることはないし、そのスキルも必要ない、と思っていました。
ですが、設計上の視点から製品全体を把握して、先を見通してモデリングしていくということは、たとえ形状加工のみの金型製作においても、とても大きなメリットになるものなのですね。
今回、そのことを身をもって体験しています。

 以上のような次第で、このようなサイトにめぐり合えた幸運に、本当に感謝しています。
いや、その本当の価値を知るのは、むしろこれからなのかも知れませんが。
どうか、今後もお体にお気をつけて、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
今回は取り急ぎご挨拶まで、これにて失礼いたします。
龍菜
 元気がでる感想ありがとうございます。

 単純なことなんですが、3D-CADと言えども設計のツールですから、いつまでも力業ばかりのモデリングツールではもったいないですね。
ひとつのフィーチャをひとつの設計機能に対応させるというのは私が推奨するモデリングの原則で、スケッチも単純になるし、結果、変更しやすくなるし、言う事無しですよ。

 もちろん、その他に基準を明確にする、設計で重要な部分から作る、というのも合わせて、モデリング3原則といっています。

Date: Thu, 08 Mar 2001 15:48:44 +0900
kaz
 龍菜さんの公開されていらっしゃるPro/Eの情報をいつも参考にさせてもらっています。
ありがとうございます。
 さて、いきなりこのようなことを書くのは失礼と承知しておりますが、Pro/Eの利用方法について(2点ほど)質問があります。

Q.1

 http://www.page.sannet.ne.jp/gah01300/olm5_20001124/index_olm5.html(【85】Pro/E禁止コマンド)や、以前お送り頂きましたメールマガジンアーカイブ「Ryuuna D&E 2000.09/10 No.022」の中では『薄板(板金)はシェルで作る』との記述があります。ここで問題の元になっている薄板フィーチャの作成方法としまして、

(1)サーフェスを作成してから ⇒ サーフェスを元に薄板ソリッド化、あるいは、
(2)最初からソリッド作成 ⇒ オプションで"薄板"を選択

といった、2つの作成方法があると思います。(1)についてはメールマガジンですでに取り上げていらっしゃいますが、(2)の場合でもやはりまずいのでしょうか?(最初からソリッドで作成していてO.K.なのでは‥‥‥という考えです。)

Q.2

 同様に、上記URLにおいて、『リブは薄板で作る』とありますが、

(1)リブコマンドを使うことのまずい理由は何でしょうか?
(2)『薄板で作る』とは(質問1)にも書いたサーフェスの薄肉化だと思いますが、この方法の利点とは何でしょうか?

 質問は以上2点です。本当はCAD & CG Magazineの連載の感想も書きたかったのですが‥‥。また日を改めてお送りします。

龍菜
 メールありがとうございます。時間のある時に、と思ってると忘れてしまいそうなので、簡単に。

A.1

 形を作るだけならどんな方法でもありますが、「設計できるモデリング」ということであれば、シェルを使うのが良いです。もちろん、例外はあります。それでも、(1)の方法は使ったことがありません、(2)の方法は場合によって使うというところでしょうか。
 例えば、直方体の突起→シェルで薄板化、としておけば、補強ビートの追加や、絞り形状の追加、その他の形状変更が楽になるでしょう。

A.2

 リブコマンドでは、リブの出来上がり形状をスケッチしなければいけないので、描き難いし、リブの周囲の形状が出来上がってないと、これもまた作りにくいですよね。設計で、リブはほしいが、周りの形状はまだ未確定ということは良くあると思います。でも、周りの形状が出来上がるのを待ってたら設計できないし。
 リブを作る時に使用するのは、サーフェスの薄板化ではなく、突起の薄板です。

フィーチャ→作成→突起→押し出し/薄板

 スケッチが一本で済むので、描きやすい、簡単。実際のリブ加工(製造工程)も、カッターで切り込むから、イメージに合ってるし、第一、変更しやすいのが理由です。


Date: Fri, 2 Mar 2001 18:38:10 +0900
ah
 私は家電の筐体、機構設計をしている者です。会社でもここ1、2年位前から随時、導入し始め「CAD販売会社」のコンサルティングを受け、環境を整備中です。構想設計からPro/Eをツールとしてどのように使っていくのか模索して行く中で、このホームページを見つけ参考にさせてもらっています。
 このページをみて、構想から製品化までの工程を意図してこのツールを使うことがトータルでの効率化のためには重要なんだなと改めて思う次第です。
 これからも、たびたび拝見させてもらいますのでよろしくお願いします。
龍菜
 そうなんですか、「完成品の形状を作る」のではなく「完成品の形状を作る過程を作る」ということや、「部品を作ってからモデリングする」のではなく「アセンブリしてから部品をつくる」ことを心がけて下さいね。
 それと、「CAD販売会社」の言いなりにならないことが、うまく使うコツかな。(^_^);

Date: Sun, 17 Dec 2000 10:56:50 +0900 (JST)
so
 初めまして、自分もPro/Eを使っているユーザーです。ここのホームページを会社の方に教えてもらってアクセスしました。
 2年前に会社全体でPro/Eをメイン設計ツールにと決定し、PTCと契約もして現在3D設計の環境を整備中です。自分はPro/Eが初めての3Dツールではなく、I-DEASを使用していたのであまり2Dから3Dへの移行は抵抗が無かったのですが、Pro/Eでのモデリングは何かしっくりこないものがあり、誰かに相談しようにも全員が初めての事なので相談も出来ず困っていました。
 ここの配信メールなどに少し解決の糸口が見えて今後も楽しみにしています。
龍菜
 感想ありがとうございます。今年も押し詰まりましたが、仕事の区切りはついたでしょうか?といっても、s_so様がどんなお仕事をされているのか、知ってるわけではないのですが。
 最初は Pro/Eの使い方を教える、ということで、お客さんのところにおじゃまするのですが、「突起」「カット」「シェル」だけくらいを1日で教えさせてもらって、あとは、設計のやり方を教育&実習します。
 結局、これで大満足なんですね。もちろん、難しいモデリングで困ってるというのも確かにあるのですが、それ以前に、設計としての使い方がまずいということがほとんどです。「しっくりこない」というのは、このあたりが解決されていないからなんですね。出来ることが解ってれば、コマンドなんか勝手に覚えるものですから。

Date: Fri, 24 Nov 2000 18:18:40 +0900 (JST)
ys
 はじめまして。Pro/Eを使って設計している者です。ひょんなことからこのHPにたどりつき、大変興味深く拝見させていただきました。内容が実践的で、非常に参考になりました。(特に精度やサーフェスについての注意点等)
 私はPro/E歴だけは長く、まだ日本PTCが設立される前から使用を始めました。(当時はレスポンスも遅く、かなりストレスたまりました)しかし、自己流で覚えたこともあって使いこなせていないところも多くあり、このHP等を参考にして改善していけたらと思っています。
 これだけの内容を維持していくのは大変でしょうが、ぜひこれからも頑張って続けてください。
Date: Wed, 29 Nov 2000 19:03:47 +0900
ys
 メールマガジン送付ありがとうございました。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。大変おもしろく読ませていただきました。全体に西川さんの設計に対する哲学が感じられ、とても良かったです。
 ただ、1つだけ疑問に思ったところがあります。(なまいきですいません)それは絶対に何々のコマンドは使ってはいけないと断定している部分です。特にコピーについては、有効に使ったほうが良いと思うのですが。例えば、同じ形状である必要性や左右対称である必要性がある場合等です。これらの場合は逆に「同じ形状である必要性や左右対称である必要性」という設計条件を盛り込むためにコピーを使わなければならないと思うのですが。私のつたない経験からの感想なのですが、いかがでしょうか?
龍菜
 ちゃんと、理由を解って使うのならOKと言う所ですが、私の経験から言うと最初にコピーでいいかな?と思っても、結局後で邪魔になったりということが多いのです。
 完成形状がわかってれば、それもありでしょうが、通常は設計検討からモデルを作り込みますので、その時点では同じ形状になるという保証はありませんよね。設計検討では全体の形状を先に作っておかなければなりませんから、コピー元の形状がFIXするのを待って、コピーするわけにはいかないのです。
 単なるモデリングにしろ、設計モデリングにしろ、後でそのデータを使う立場になると、コピーは厄介です。

Date: Thu, 12 Oct 2000 18:48:47 +0900 (JST)
ur
 仕事でPro/Eを使っています。このページは一言、凄い!です。お金を払ってでも見る価値はあります。残念ながら、私はスポンサーになれるほど、ビッグな人間ではないので、すいません・・・。
 Pro/Eを使い始めたばかりなのですが、このページのおかげで、いろいろと助かっています。これからもがんばってください。
龍菜
 感想ありがとうございます。仕事でPro/Eを使っておられると言う事で、WebSiteでも紹介していますが、CAD攻略マガジン(日刊工業新聞社)特集(機械設計10月臨時増刊号)の「身近な題材で学ぶ自由曲面のモデリング入門」に記事を書いております。
 題材は「水道の蛇口」、「リモコン」の二つですが、モデリング手順を結構詳しく書いています。一度、挑戦してみて下さい。これができれば、デザインモデリングは合格といったところでしょうか。データをメールで送って頂ければ、添削いたしますよ。(もち、無料で)

Date: Sat, 16 Sep 2000 11:07:45 +0900 (JST)
yas
 CADについて今勉強している最中です。3D化に伴い1つ解決しなければいけない問題が浮上してきました。それは公差の問題です。
 3Dデーターをやり取りした時公差(設計者の意図)が欠落してしまいどうしても2次元図面が必要となるのです。また3Dデーターの作成時の狙いとしてはどうしても公差の中間値を適用してモデリングする。データーとしてはOKなのですが設計者の意図が伝わりません。
 解決方法をお持ちでしたら教えて下さい。なおまだ3DCADは使った事はありません。
 以上よろしくお願いします
龍菜
 初めまして、3次元CADを使い始めて最初に直面するのが公差の問題です。結論から言えば、そんな問題はどうにでもなるのですが、ここで明確な答えを出さない限り、3次元CADは使わない、などといった人もいます。
 公差についてお話する時に、全ていっしょくたに議論してしまうとまとまりがつかないので、項目毎に分けることにします。
1.射出成形品の公差
 射出成形品の基本は、溶けた樹脂を金型に注入して、冷やして、取り出すということなんですが、樹脂は冷えて固まると収縮して小さくなりますので、金型はこの差を見込んで、製品よりも大きく作ります。いくら大きく作るかは樹脂によって異なりますが、ABSなどで4/1000程度となります。
 3次元データで金型作成を依頼するときには、このあたりを十分認識しておかなければなりません。つまり、金型の加工精度という面では1/1000程度の精度は十分出せますが、成形品は(測定寸法の)大きさによって、 1/10 程度のばらつきは十分発生するということです。
 だから、金型屋さんに3次元データを渡すときには、あくまでも「金型加工用のデータ」として、公差の中間値でモデリングしたものであるということを、明確にしてあげないといけません。(金型寸法でモデリングすると言ってるのではなく、データの扱い方ですよ)これだと、指示寸法±0.05の「加工上の公差」で全て加工して下さいといってもOKでしょう。
 一方、成形品は成形時の条件によってはばらつきが発生しますから、受け入れ時にどこまで許容するかという「検査上の公差」が必要になってきます。
 よく聞かれるのは「加工上の公差」と「検査上の公差」をいっしょくたに考えて、3次元データで金型などを作るときの公差の扱いをどうするか?という議論がなされていることです。図面上に100±0.1などと表記されている公差は、加工上のものなのか、製品検査上のものなのか明確になっていないことがほとんどです。
2.一般的な加工公差
 設計者によれば、100 +0.1/-0 という公差表示(いわゆる片公差)を多用する人がいます。このような図面を加工現場が受取ったときは、特に指示がない場合、公差の中間値で加工されます。設計者は 100+0.1/-0 という公差に「設計意図」を込めているつもりでも、実際には無視されているのです。
 ほんとうに 100 に限りなく近い仕上がりが必要なのであれば 100±0.01 などという公差にしなければならないはずですよね。
 私はいつも、片公差は設計者の意図ではなく、加工現場を知らない設計者の甘えだと言います。設計者は 100+0.1/-0 という公差に「設計意図」を込めているのではなく、出来るだけ 100 に近い仕上がり寸法にしてほしいという勝手な思いこみをしているだけなのです。こんな図面が来たら、自分が加工する立場になったら困るでしょ?
3.設計意図
 設計意図という言葉を振りかざすのであれば、ちゃんとした形で図面に表現するべきなのです。従来の2次元図面は、図面の中に、形状という情報と設計意図と言う情報を一緒に書いていました。
 3次元CADを使用すれば、形状データはモデルで表現できます。じゃあ図面には何を表現するのかというと、設計意図なのです。2次元CADを使ってた時でも、ちゃんとした設計者はこのあたりのことをわかっいたはずです。3次元だからどうのこうのと騒いでしまうのは、2次元CADをいい加減に使っていた(もっと言うと、本来の設計をしてなかった)人たちです。
 だから、先ほどの片公差の問題にしても、本当に設計意図を伝えようとするならば公差に頼るのではなく、この部品は別の部品と勘合するから、100 以下では困るのです、、、という情報を図面に書いておくべきなのです。格好つけて、全て公差で表現しようとするから、設計意図が伝わらないなどということになるのです。
4.図面とは何か
 長くなりましたが、解って頂けましたか?
 このように考えて来ると、本来は設計者の意図を伝えるための図面であったのが、形状を表すことに重点がおかれ過ぎて、2次元の場合はそれでも問題点が表面化しなかっただけで、3次元になって、図面がなくても形状データをやり取りできるようになると、図面の位置付けを見なおさなくてはいけなくなったというところでしょうか。
 だから、本来、JISの製図標準も見なおすべきなんですけれどね。

Date: Thu, 24 Aug 2000 08:43:23 +0900 (JST)
w0
 評価フィーチャメニューを使用可能にする隠しconfigを教えていただいてありがとうございました。PTCに尋ねても「残念ながらなくなりました」としか返事をくれませんでしたので、BMXモジュールを買わなければいけないのではと思っておりました。
 BMXも有効なモジュールでしょうが、評価フィーチャーのために買うのは一寸?私ももっと勉強しなければいけませんが、今後ともよい情報をお願いいたします。
龍菜
 お返事、遅くなりました。2週間、山篭りしていましたので、、、
 評価フィーチャって、うまく使っている人は少ないですね。という私もそんなに使っているわけではありませんが。BMXモジュールは評価フィーチャとSOLVE機能を組み合わせたものに味付けしたものです。そう考えると、Pro/Eの基本設計ってすごいなー、と思う今日この頃です。

Date: Tue, 1 Aug 2000 18:35:01 +0900 (JST)
Kata
 はじめまして。会社の先輩にこのHPのことを聞きました。我が事業所ではPro/Eの導入がなかなか進まず、困っております。そこで、お聞きしたいことがあるのですが。。。
 現在、Pro/Eモデルを製図に投影して製図上にて検査用寸法を付けております。従って、「モデリング寸法」と「検査用寸法」とは異なります。当然のように検査用寸法には片側公差(例:1.0 +0.1/0 とか)が含まれているため、加工現場で中央公差(1.05±0.05)に変更しております。その際、モデリング寸法には公差が付いてないために、中央公差への変換機能が使えません。どのモデリング寸法をどれくらい変更したら良いか、わかりづらく苦労しています。
 一般的にPro/Eはこのような使い方をしてはいけないのでしょうか?フィーチャー再定義によって、モデリング寸法を検査用寸法に合わせるべきなのでしょうか?そうすると設計意図がなくなるという設計者の声があります。他のユーザさんには、こういった問題は起こってないのでしょうか?
龍菜
 お問い合わせの件に関しては、少し整理する必要があります。
 まず、モデリング寸法ですが、間違いなく加工で狙う寸法でモデリングすべきです。従来の感覚で50+0.1/-0 などとしていた部分を50でモデリングしてはいけません。従来の2D図面で、このような寸法が記載されており、かつ設計者から明確な指示がない場合は加工する側では50.05をねらって加工します。基本的に、加工公差は正規分布するので、あたりまえといえばあたりまえなのですが。
 真の設計者であればその辺のことは心得ているはずですが、偽の設計者はこのようは公差の入れ方を設計意図であると主張します。加工側がどこを狙うか知っていればまだしも、実際に公差幅のどのあたりで加工されているかもわからず、闇雲に片公差を指示するというのはいかがなものかなと思います。
 実際、50+0.1/-0 という指示は、5050.1までの寸法を許容するはずなのですが、偽の設計者は加工側が限りなく50に近い寸法で仕上げてくれることを期待していたりします。(あるいは50.1かも、、、)
 こんなことでは、設計意図もなにもあったものではないですよね。自分がほんとうに50に限りなく近い寸法がほしければ50.02±0.02とかいうように、ねらい寸法と厳しくした中間公差で指示すべきなんです。但し、出来あがった製品の検査で、+側がもう少し許容できるのであれば、その時に初めて、50+0.1/-0 というような検査寸法を追記します。
 また、Pro/E の場合、モデリングの時に使用したスケッチの寸法を製図で表示出来ますが、製図で表示する為にモデリング時のスケッチ寸法を考えないことです。モデリング寸法と設計意図を表す寸法は一致しないことがあります。金属を切削加工するような場合は、割と一致しているのですが、成形品の場合は、ほとんど一致しませんから、製図の寸法は「作成」をよく使います。
 まとめると、
・「モデリング寸法」と「製図寸法」は別の物である。
・「モデリング寸法」は実際に加工される時の寸法とする。通常は公差の中間値となります。
・「加工寸法」と「検査寸法」は別の物である。検査寸法を片公差で表示する場合は加工寸法も併記しておくのが良いでしょう。特に、成形品などの場合は、金型の加工公差はモデルデータに対して±0.05でもよいが、検査寸法はそうはいきませんよね。
となります。
 いままでは、2D図面に、形状情報、加工寸法、加工指示、設計意図、検査寸法などをごちゃ混ぜに入れていたんだと思います。3Dデータで形状情報を完璧に仕上げれば、図面の位置付けは形状を表すのではなく、設計意図や加工指示、検査寸法などを伝える「設計仕様書」的なものになります。
 3次元CADを導入してはみたけれど、、、CAD販売会社のコンサルティングを受けては見たけれど、、、ファーストプロジェクトをやってはみたけれど、、、といった所へ、教育やコンサルティングに行かせて頂く機会も多いのですが、結局のところ、設計のやり方を根気よく聞き出して、うまく使えるやり方を教えて、設計者をその気にさせてあげるというパターンがほとんどです。設計者のみなさんは、決してモデリングに困っているんではないんですよね。
 長くなりました、、、最後まで読んでいただけましたか???

Date: Sun, 21 May 2000 11:00:37 +0900 (JST)
ST
 はじめまして。STといいます。ホームページ「Ryuuna Design and Engineering」拝見させていただきました。内容豊富ですばらしい出来栄えで関心させられています。その中でメールマガジン「Ryuuna Design and Engineering」のバックナンバーを読ませていただきたく、メール差し上げております。よろしければ、送っていただけると幸いです。
 それと、私もPro/ENGINEERに関してHP作っています。まだ内容は全然豊富ではないのですが、カスタマイズを中心に書いていこうと思っています。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1022/

 一度覗いてみてください。龍菜さんのHPにリンクさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?もしよろしければ私のページにもリンクしていただけると幸いです。それでは、今後の活躍を期待しております。

龍菜
 リンクは全く問題がありません。早速 ST さんのサイトにもリンクさせて頂きました。日本では Pro/E 関連のサイトって少ないでしょう。お互いに頑張りましょう。

Date: Thu, 4 May 2000 17:15:09 +0900 (JST)
sksw
 卒業研究で三次元CADに関するテーマを扱っています。いま必死で三次元CADというものを探っています。そんな中、龍菜さんのHPにたどり着きました。
 拝見させていただいたときは、こんないいHPがあったんだとちょっと感動してしまいました。これから頻繁にHPにきます。よろしくお願いします。
龍菜
 ありがとうございます。三次元CADに関するテーマですか?お役に立てれば嬉しいですね。
 ちょっと一言ですが、、、三次元CADといっても、所詮は設計するための道具です。ということは、真剣になればなるほど、深く追求すればするほど、設計って何?ということを考えざるを得なくなります。
 一見「三次元CAD」だけでもテーマになりそうですが、鉛筆で字を書く方法などが大きなテーマにならないのと同様、三次元CADでモデリングする方法などもそんなに重要なテーマではありません。
 このあたりのことを勘違いしないで、しっかりした卒業研究をされることを期待しています。

Date: Mon, 3 Apr 2000 21:08:02 +0900 (JST)
yoko
 Pro/Eを導入して3年になります。私にとって3次元CADのメリットは設計という仕事を再認識したこと。新入社員が即戦力となってくれたこと。(図面もかけないのに設計するなんて早いとか言うところ有りますよね)試行錯誤、金型化に至るまでいろんなモデルが作れるようになったこと。etc..
 逆に3次元CADがうまく生かされていない点(今このために苦労してます)アイデア構想が残せていない。アセンブリデータが活用されていない。構造設計者のみのツールとなっている。
 いろいろ参考になりました。
龍菜
 アイデア構想が残せない、、、逆に言うと、ほんとの構想設計を3Dで行っていない?紙に書いたポンチ絵、構想図を捨てたり、未整理のまま机の奥にしまいこんでいませんか?図面ではなく、設計仕様書を書いていますか?
 アセンブリデータが活用されていない、、、アセンブリは部品を作ってから組み立てるのではなく、アセンブリしてから部品を作成するようにすると良いですよ。
 構造設計者のみのツールとなっている、、、仕方ないかも?でも、意匠設計にも使えるんだけどなぁ〜。以前に分子構造の検討に使えないか?問合せを受けたことがあります。

Date: Sat, 11 Mar 2000 14:20:01 +0900 (JST)
yuki
 はじめまして。私はモックアップやワーキングサンプルを作成する試作屋をやっています。去年Pro/Eを導入したおかげで仕事はあふれんばかりになりよかったのですが今後、試作業はどのようになっていくと思われますか?
 3次元設計者にとってどのような加工会社が便利なのでしょうか?龍菜さんのお考えお聞かせ頂けましたら幸いに存じます。
龍菜
 メールありがとうございます。今後の加工業者ということですが、現在 Pro/Eに限らず、3次元データを処理できるところには仕事があるのではないかと思われます。
 でも、仕事の内容をよく分析してみると、
受け入れたデータの修復に時間がかかっていませんか?
言われるままにモデリングしていませんか?
もっといいデータを出して欲しいと思っていませんか?
 だけど、これらが解決すると、あなたのところに発注しなくても、どこの(海外でも)試作屋さんに出してもいいわけですよね。ということは、何が付加価値になっていますか?設計者に文句が言える(対等に話ができる)人材がおられますか?

Date: Fri, 7 Jan 2000 10:36:08 +0900
s_s
 始めまして。Ryuuna Design and EngineeringのHPを拝見させていただきました。本日メールマガジンの登録をさせていただきましたが、バックナンバーも是非読ませていただきたいのですが、御手数ですが送付していただけます様御願い致します。
 尚、申し遅れましたが、私は成形品等の設計を生業とする業種の末席につかせていただいております。”Pro-E導入はしたけれど、、、”の典型のような現状で、上司と顔を合わせる度に「成果はどうだ?」と言われて胃の痛い毎日です。(^_^;)
龍菜
 Pro/ENGINEER などのツールは導入したから効果がでるのではなく、効果を出すために導入するものです。その上司の方は、導入したら全てうまく行くと思っておられるようですね。「成果」とは何か?良く考えて、話し合ってみる必要があるのではないでしょうか?

Date: Fri, 3 Sep 1999 14:11:28 +0900 (JST)
koichi
 ダイカスト金型の設計製作鋳造から機械加工までの一貫生産をしています。1983年にメルコム80ホストコンピューターCADシステム導入を皮切りに、現在は、牧野フライスユニグラフィクスアイ、セイコー電子U-GRAPH のシステムを使用しています。
 最近ユーザーから、E-mail で3次元モデルデーターを受けることが多く、データー変換に苦労しています。龍菜さんでなにか良い情報などありましたら、ご教示ください。
龍菜
 龍菜の Web Site に訪問頂き、ありがとうございます。世の中に出まわっている「3次元データ」と称するものの品質についてはかなりひどいものがあるようです。このため、トラブルの原因が純粋なデータ変換の技術的問題なのか、もともとのデータがひどすぎるための問題なのか、整理する必要があります。
 長い目で見れば、お客さんのデータに対して正直な文句をつけることから始めるのが大切ですね。即効的には...もとのデータを修復するしかないのかな?

Date: Tue, 6 Jul 1999 14:32:58 +0900 (JST)
yama
 龍菜さん、いつも楽しみに読ませて頂いています。
 先日、私の部署の設計経験の無い人達を勉強の為に京浜工業地帯の金型屋さんへ見学へ連れて行きました。そこの金型屋さんはPro/EとCamTOOLを使用しており、3DデータはPro/Eの生データで受け取っていますが、データの善し悪しでCAMへの展開での苦労が違うという話をしていました。同じPro/Eのデータでも作り方で作り直さないと使えないようなものも有るそうで「龍菜さん」のいつも書かれている事をキチンと理解してデータを作っている方は金型屋さんにとって良いデータを提供しているのかなと思いました。
 具体的にはコアのCLデータを作る時に邪魔なボス、リブ等のフィーチャーを外そうとすると元のサーフェースが一緒に無くなってしまうものが一番面倒なようです。切削の為に必要な面のデータはどれかを考えて作っていれば作る方でも苦労せずにデータを使えるはずですが、加工を知らずに設計してしまうと結局現場で使えないデータとなってしまうので、私共の担当者達にも現場の苦労を知ってもらえたのかなと考えています。
 一つPro/Eの事でお聞きしたいのですが、I-DEASでは曲面の境界に掛かったブーリアン・オペレーションでは、必ずと行って良いほどエラーして設計者を嘆かせています。もっとも全体的にブーリアンに関してはもう一つの「CADCEUS」と比べると半分以下の能力しかありませんが、基本的にソリッド・モデラーはブーリアンに弱くては困るんですが、Pro/Eでも同様の問題で何か対策している事が有るんでしょうか?
 私共の製品は複雑な曲面が多いのは事実ですが、同業他社さんは圧倒的にPro/Eを使われていますが、この辺をクリアーされているのかなと思っています。

 今後も3D設計普及の為に頑張って下さい。

龍菜
 そうですね、自分の設計した製品なり部品なりがどのように造られているのかを知ることは大切です。射出成形品の設計をやっているのに「金型屋さん、成形屋さんに行ったことがありません」と言っている設計者(じゃないか?)に出会って、ビックリしたこともあります。

 金型屋さんに渡すデータは加工を考えて、マスター用、キャビティ及びコア用、ボス・リブ用などと別個に渡すのがベストでしょう。これらは別なデータとして作るのではなく、設計・モデリングの流れを加工と同様な流れに合わせてしまうのがポイントです。

 私が以前勤めていた所では携帯電話の外観・意匠設計を行なっていましたので、複雑な曲面だらけでした。どんな3次元CADでも同じだと思うのですが、サーフェスの境界付近にボスの外形などが掛かるとエラーになることがあります。これは、精度(つまり計算誤差の処理)がある限り付きまとう問題で、うまく逃げる方法を考えなくてはなりません。

 一番良い方法はサーフェスの境界を作らない事です。微小なエッジなども無くなって、シェルも一発で抜けますし、NCデータ作成時も問題が起こらないと思います。

 などと、間単に書いてしまいましたが、ちょっとテクニックが必要です。このあたりのことは、Web Site の中やメールマガジンで公開してゆきたいのですが、もし、緊急で知りたいというのであれば、直接でもOKです。


Date: Mon, 28 Jun 1999 11:58:50 +0900 (JST)
ram
 「龍菜」サイトを拝見させていただき少なからず私達のPro/Eに対する考えが変わりました。

 皆さん3D/CADはむつかしいとばかり言っているので、こんなものは、鉛筆と同じと考えればいいんだよ、字を書けない人ってはあまりいないでしょ・・等と言っていたのですが、我ながらスキルの低さに考えさせられました。

 1000 ものアセンブリ等もやったことありませんし・・これからこのサイトをたびたび訪れてこんどは「きれいな字」を心がけます。

龍菜
 鉛筆が一本あれば、意匠デザインのスケッチ、設計・製図、仕様書・報告書など、あらゆるものが書けるのと同じで、3次元CADもそうだと思います。しかし、現状では「鉛筆の達人」や、鉛筆の持ち方を教える人などの存在価値があったりします。

 本当に重要なのは「きれいな字」つまり、意匠デザインや設計の本質ですよね。


Date: Wed, 21 Apr 1999 11:21:57 +0900
xlk
 メールマガジンの発行おめでとうございます。なにかと大変と思いますが、届くのが楽しみなので頑張ってください。

 ところで、Pro/ENGINNER のモデリングのことが話題になっていますが、非常にフィーチャ数の多いモデルの扱いについても話は出ませんか?というのも、私どもで作成している部品モデルは、多いものでフィーチャ数が500以上、1000近くまでになってしまう物が有ります。まだ、モデリング方法等が確立できていないことや、その他の理由により、このようなことになってしまうのでしょうが、作成している部品がエンジン用のものなので、それなりにフィーチャ数が増えてしまうのは仕方のないこととも考えています。

 しかし、モデルのハンドリングはいいとはいえないので、何らかの改善方法を探したいという状態です。今週の話の中で、龍菜さんの投げかけられた問いに対して、私は単純なスケッチで作成し、単純なフィーチャの組み合わせでモデリングしながら、フィーチャ数もできるだけ少なくしたいという、ぜいたくなことを考えてしまいます。これには、一つの部品は一つのモデルで作成するというやり方も変更しなければならないのかも知れません。フィーチャの親子関係をもつれさせずにモデリングできるようするのが当面の目標です。

龍菜
 ありがとうございます。皆さんの感想メールが届く限り、続けられると思います。

 フィーチャー数に関しては、あまり詳しく説明すると設計している部品や設計時間が推測されるため、皆さん公開できないのではないでしょうか。(私の想像ですが)

 PC、ワークステーションの性能にもよると思うのですが、フィーチャー数は1部品について、300程度がいいところではないのかな、と考えています。再生時間だけを考えれば、例えフィーチャー数が500〜1000あったとしても、CPUパワーさえあれば大丈夫ですよね。但し、1000フィーチャーものモデルツリーを見直す場面を想像すると、人間業では気が重くなってしまいます。

 基本的には、1部品1モデルで良いと思うのですが、購入形態や使用目的によって、それが意味のないことであれば考えてみる必要はあるでしょうね。


Date: Tue, 16 Mar 1999 09:35:12 +0900 (JST)
xlk
 初めまして、リンクをたどって龍菜さんのホームページを知りました。

 私の会社でも Pro/E を導入し、3D-CAD設計を進める活動をしていますが、「3次元CADを導入してはみたけれど」で書かれているような状況に近いものです。ただ、上司がとにかくモデルを作れとハッパをかけているので、コンピュータが埃をかぶってはいないのですが...

 ただ、モデリングをする意識が強いので実際に作業している人の負担が非常に強くなってしまっています。そんな中で龍菜さんのページにアクセスでき、内容にはとても考えさせられました。私はCADの推進する側にいるものですから、もっと、設計ツールとして使用出来るように勉強します。

龍菜
 内容に関しては、思いついたときに書いて、更新しているだけですから、あまりまとまってないかもしれません。でも、このような感想を頂けると、更新のしがいがあるというものです。

 3次元CADというと、モデリングのことばかりに意識がいってしまって、本来の設計がおろそかになりがちです。まあ、一面では仕方が無いのかもしれませんが、設計思考を防げない程度のモデリング技術は必要です。


Date: Sat, 13 Mar 1999 02:20:30 +0900 (JST)
mayo
 公差について(例:1+0.1/0 とか)ですが、私も中心割り振り(1.05±0.05)に賛成です。設計者としては狙いを伝達するつもりで書いている様ですが、型屋さんに聞くと中心狙い(1.05)となるそうです。(当然ですね)

 しかし、その実状にも関わらず、3Dモデルは1で作成されるので、型屋さんにデータ出す場合はPro/Eの公差中心割り振りの機能を使って修正しています。無駄な作業ですが、設計者によってはこだわる人もいるので、この中心割り振りの機能は助かります。

龍菜
 片公差に設計意図を盛り込んでいるつもりが、加工現場でそのとおり理解されているかといえば疑問です。金型屋さんから問い合わせがない場合は、たいてい、機械的に中心割り振りで処理されていると思って間違いないでしょう。

 片公差で設計意図を伝えたつもりになっている設計者は、このあたりの実情を理解して、公差を厳しくするなり、ねらい寸法を変更するなりして、中心公差で指示すべきです。ねらい寸法を指示した上で、検査寸法として片公差を併記するは良いかもしれませんね。


Date: Mon, 4 Jan 1999 10:01:59 +0900 (JST)
ine
スケッチを見る方向とフィーチャーの作成方向ですが、ご存じとは思いますが基本的には、以下を押さえておけば大丈夫でしょう。
突起/押し出しフィーチャーの場合はフィーチャーが、自分に向かってくるように見えます。
そのため、カット等と違い、見る方向が逆になってしまいます。
慣れないとやっかいですね。
龍菜
新年、最初の感想メールありがとうございます。

そうなんですよね。いまだに勘違いしてしまう時があります。
まあ、数をこなせば馴れることではありますが、最初はここの所にこだわっていらいらしている人もいます。(私もそうでした)

でも、あとからいくらでも修正できる、というよりも設計の場面では修正せざるを得ない、ということに気がついた時点であまり気にならなくなりました。


Date: Mon, 28 Dec 1998 16:59:24 +0900 (JST)
yuji
最近、私の周りの人間は3D−CADで何が出来るのかというのが理解できていない人が結構いることに気づきました。(理解しにくいのか、理解したくないのか...)
そして、私の部署でもあまり3D−CADを有効に使っていないので、今後この龍菜を、上司を含め周りの人間に見せ、なぜ3Dなのかを理解させようと思います。

このページは、言いまわしも堅苦しくないので読みやすいし、理解しやすいと思いました。
今後も充実した内容を期待しております。

龍菜
感想、ありがとうございます。

そうですね、3次元CADの売り込み時に行われるデモ自体がモデリング中心で、設計とは何かを無視した様なものが多いですからね。

という私も、3次元CADを使い込んでいくうちに、設計ツールとして十分に使いこなせれば、その人の能力を十二分に引き出してくれるのではないか、と解ってきました。
最初からこのようなスタンスで取り組めれば理想的なのでしょうが、なかなか難しいところもあるでしょう。

内容的には、私が感じたこと、思いついたことをそのつど書いていますので、まとまっていない部分もありますが、現在の方向でなるべく充実させてゆきたいと考えています。


Date: Sat, 31 Oct 1998 12:33:01 +0900 (JST)
kaco
金型屋で Pro/E 使ってます。

なかなか思うように使えず苦労してます(^^;)。
国内での情報源に乏しく、いろいろ探しまわってましたので、このページにたどり着いたときは非常にうれしかったです。

今後の FAQs の充実期待してます。
がんばってください。

龍菜
「3次元設計関連の Web Site」に Pro/USER Off Line Meeting in HAKONE へのリンクを追加しました。
10月16日〜17日にかけて、箱根で行われた Pro/USER Mail Group 等のオフラインミーティングの様子が公開されています。

個人情報やオフレコネタは公開されていませんが、ある程度の雰囲気は伝わるのではないかと思います。


Date: Sun, 18 Oct 1998 01:50:54 +0900 (JST)
mayo
はじめまして。私も Pro/E のユーザーです。

このホームページの FAQs など大変分かり易く(PTCのマニュアルの日本語は良く分かりませんので)、ぜひ職場の人にも見せてあげたいと思いました。
これからも充実させていって下さい。

PS: もう少しグラフィックを多くしたら如何でしょう?重くはなりますが...

龍菜
Pro/E に限らず、3次元設計についての情報を共有したいと思って、この Web Site を作りました。

各企業、個人ではいろいろとノウハウもあるのでしょうが、日本全体の3次元設計(もっと一般的に「設計」そのもの)の情報を共有して、何かを変えるきっかけになればな、なんて考えています。
ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブの精神で、お互いに情報交換しましょう。

※グラフィックも多くしたいのですが、なかなか時間が...


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