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Sketcher

! Last Update : 02 May 1999


6角形のスケッチ

    コンパスで作図するのと同じ考え方です。(Fig.1 参照)作図円とスケッチャーの自動整列を利用すれば簡単ですね。

    モデラー(決まった形状を入力する人)の方に対しては、このような回答でもいいのですが、あなたが設計者(形状を考える人)であれば、別の方法を考えるべきです。


    Fig.1

    何のために6角形をスケッチするのでしょう。

    当たり前のことですが、最終的に6角形の突起なり、カットなりの形状を作りたいからですよね。
    鉛筆の様な形状であれば、6角形の断面を押し出して突起にするのが、モデリングとしては普通の方法かもしれません。
    しか、モデリングした後で、5角形や8角形にしてくれという要求が発生した場合、変更はとてもめんどうなものになります。

    どうすればよいのでしょうか。

    実際には、この6角形という答えを導き出すのが設計作業となる訳ですから、いきなり6角形の断面をスケッチするなどという作り方は出来ないはずです。
    但し、鉛筆の断面を何角形にするのかは未定としても、太さと長さくらいは決められるはずですから、とりあえずベースフィーチャーとなる円柱をモデリングすることからスタートします。
    基本検討段階ではこの形状で十分でしょう。

    鉛筆の断面形状は、ベースフィーチャーの円柱を必要数だけカット(半円形状)して作成します。
    リレーションなどを工夫しておけば、何角形になっても対応できるでしょう。

    モデリングと設計の違いについては 3次元で発想する の中で、詳しく説明しています。


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龍菜 Ryuuna Design and Engineering
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