DATE:  7月28日(月)12時24分11秒
TITLE: Re: 鋳物
NAME: T&T  MAIL: 

>  世の中には、私の作成出来なかった鋳物を完璧に作成できる人間が、多く存在
> するのだなと思うとまだまだ修行が必要という気持ちになりました。

この心構えは本当に重要です。金型ではなくて木型、砂込めなどの過程を通じた
鋳物のことですね。このあたりは龍菜さんのご指摘とはまた別の結論も導きだせ
ると思います。鋳物メーカーのノウハウが、モデラーの製作したモデルが困難な
モデルであればあるほどにメーカーとの交渉のなかで伝わることもあります。


>  鋳物モデリングに関してなのですが、私が、PRO/Eでモデリングを行う際邪道
> といわれるかもしれませんが別のCADで2次元データを3D配置します。それを参
> 考に形状を作成していきます。社内で加工後、現物納品の場合は2Dの線をその
> まま使うこともありますが、データ(PRO/Eネーティブ)納品の場合は参考には
> しますが、参照の関係は持たないように、常にインポートのフィーチャは抑制が
> かけられるようにします。寸法変更が出来るように内側の作成は肉厚が関係する
> 箇所は別として参照はすべて基本データムからとり、内側の各ブロックごとにキ
> ルトで作成し(Rに至るまで)を実行しそのあと”かっと”(これが実に気持ち
> いい)各内側ブロックと表面側を半独立した存在にさせるなどの寸法変更に対応
> 出来るように自分なりの工夫をしております。

これは、龍菜さんご指摘のように設計として既に完成している形状のモデリング
(2次元データが存在するなど)手法だと思いますが、それとは別に、設計イメー
ジを2次元で構築してそのデータを利用して3D化する手法は、特に、複雑な鋳
物のモデリングをするときに利用する手法でもありますね。このあたりはもしか
したら小生も知りえないノウハウがあるのかもしれません。(特に木型関係)金
型とは全く別の世界の話です。ここでは角Rも徐変Rもその利用に遠慮はいらな
いと思います。さらにいえば、インポートしたデータはモデルが完成したとき
には抑制ではなく削除してしまいましょう。


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はじめまして(2003.07/23 20:43:57)Re: はじめまして(2003.07/23 21:08:48)
 └Re: はじめまして(2003.07/25 16:13:26)
  └Re: はじめまして(2003.07/25 23:52:44)
   └Re: 鋳物&意匠(2003.07/26 00:11:49)
    └出来ないのですか(残念)(2003.07/26 01:27:52)
     └Re: 鋳物&意匠(2003.07/26 01:43:22)
      └Re: 鋳物(2003.07/28 12:24:11)