DATE: 1月22日(月)02時36分34秒 TITLE: Re: 鋳物部品の作り方 NAME: 龍菜 MAIL: gah01300@sannet.ne.jp > 描くだけならどのようにでもできるのですが、まさにram様のおっしゃるとおり > 中が見にくいのです。 > このような場合皆様はどのようにして描いておられるのかなと思いました。 > > SolidWorksでキャビティ利用して引き算とかものすごく重いし、ちょっとモデル > の変更するにもかなり大変です。これって普通じゃないよねと自分でも考えてし > まいます。 > > それと、シェル使うのかなぁと思ったのは、リブではなく箱自体のモデリングの > ことで、箱の肉厚がところどころ変化しているのですが、ところどころ変化して > いるというのはすべて設計機能のひとつである、ということで、おおざっぱにい > うと > > まず箱のだいたいの大きさをかたまりで決める>シェルで抜く>必要な部分に独 > 立したフィーチャとして肉を盛る > > みたいな感じになるのかなぁと考えたこともあったからです。 私だったら、以下のような考え方でモデリング(というか設計)します。 1.部品の形状を機能ごとに分解します。 F=F1+F2+F3 ‥‥‥ 2.それぞれの形状についても、外形状と内形状(中子)に分解します。 F1=F1_in+F1_out ‥‥‥ F2=F2_in+F2_out ‥‥‥ F3=F3_in+F3_out ‥‥‥ 3.これらを利用して、全体の外形状と内形状(中子)を作成します。こんな感 じかな。 F_out=F1_out+F2_out+F3_out ‥‥‥ F_in =F1_in +F2_in +F3_in ‥‥‥ +F1_out+F2_out+F3_out ‥‥‥ 4.最後に全体の外形状から内形状(中子)を引き算します。 F=F_out−F_in 例えば、自動車のミッションケースなどでは、F1〜F20(場合によっては F30) まで分解します。CADは違えど、基本的な考え方は同じですが、やはり Pro/E の パフォーマンスが最もいいですね。 SolidWorksのキャビティ利用はパフォーマンス的にどうしようもないでしょうね。 説明画像はありませんが、あえて、こんな説明のしかたもアリかな、なんて、ふ ざけすぎ?(^_^;)ゞ > それと、つまらないことですが、最初に設計の基準を決めますよね。 > 突起やカットなどの前のスケッチって、龍菜さんみたいな考え方だと、すべて基 > 準平面から追っていくものなのですか?タップ穴とか。 う〜ん、そんなことは無いですよ。変な親子関係をつけるよりは、全て基準から 寸法を追ったほうが、まだマシですが、よく考えられた親子関係であれば、特に 基準から寸法を追わなくてもいいと思います。 HOMEPAGE: IP=zaqdb72ce39.zaq.ne.jp(219.114.206.57) ------------------------------ 箱形形状の鋳物の内側のリブ(2007.01/18 02:43:12) └Re: 箱形形状の鋳物の内側のリブ(2007.01/19 08:49:43) └Re: 箱形形状の鋳物の内側のリブ(2007.01/21 19:13:36) └Re: 箱形形状の鋳物の内側のリブ(2007.01/22 01:58:58) └Re: 鋳物部品の作り方(2007.01/22 02:36:37) └Re: 鋳物部品の作り方(2007.01/29 03:28:41) └Re: 鋳物部品の作り方(2007.01/23 10:03:14) └Re: 鋳物部品の作り方(2007.01/23 10:09:09)